銀行系クレジットカード会社はなぜ上場しないのか

銀行系クレジットカードは設立から50年以上を経過しており、
その規模は発行枚数や売上高、資本金、従業員数などからみても
大企業並みとなっています。
しかし、そんな大規模企業にもかかわらず上場企業ではないのです。
出資元である都市銀行から潤沢な資金が提供されているため、
あえて上場して資金を調達する必要がないからです。

そのために銀行系クレジットカード会社の財務状況は一般に
公開されておらず、その内容は一部の会社を除いて
ベールに包まれた状態になっています。

また、大資本の都市銀行がクレジットカード会社を共同出資する意味は
クレジットカードの将来性に確信が持てなかったことから、
収益が上がらなかった万が一のことを考えて責任分散することが
目的であったのではと考えられています。
 
 
メガ銀行傘下の再編があるか?
銀行系クレジットカードが国内でコレだけ大規模な精力に成長した理由は
取り扱いを真っ先に開始したことはもちろんですが、銀行という信用力を掲げて
販売を拡大させたことが大きな理由と考えられています。

しかし、都市銀行の統合が進み三大メガバンクグループが誕生してからというもの、
その影響は銀行系クレジットカード会社にも影響があり統合が加速しました。
DCカードやミリオンカードは三菱UFJニコスとなりましたし、
ダイナースは親会社によって北米大手のディスカバー社に売却されるなどがありました。

今後はメガバンク傘下のクレジットカード会社といえども
再編や統合が加速する可能性があると言えるでしょう。